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皮膚科

一般皮膚科

乾燥肌

肌の湿疹、かゆみ、粉吹きの原因になり、年齢と共に悪化しやすく、秋から冬にかけて多い皮膚のトラブルで、貨幣状湿疹、皮脂欠乏性湿疹などを起こしえます。
治療には保湿剤、ステロイド外用薬、飲み薬があります。

湿疹

皮膚炎ともいい、乾燥や摩擦、かぶれなど様々な原因で起こりうる、多くはかゆみを伴う赤み、ぶつぶつ、カサカサした皮膚の状態のことをいいます。主に塗り薬で治療しますが、かゆみなどの症状が強いときは飲み薬も併用します。

にきび

10代から30代に多く、顔、胸、背中、おしりなどに発生しやすい、毛穴に一致した皮膚の炎症で、尋常性ざ瘡といいます。
特には腫れて痛みがでてきたり、しこってきたり、クレーターのようなニキビ跡、色味が残ってしみ(色素沈着)になることがあります。
治療には塗り薬、飲み薬があります。

じんましん

激しいかゆみのある、虫刺されのようなぶつぶつ、あるいは地図状に皮膚が膨れたり赤みが生じる疾患です。顔や体のどこにでも出てくることがあります。
それらは一時的で、24時間以内に引いてくる急性のじんましんがほとんどですが、まれに慢性化する方がいらっしゃいます。
治療には飲み薬、注射剤などがあります。

水虫

足や爪、手の指の間などに生じやすいカビによる皮膚の感染症です。
多くは白癬菌によるもので、足白癬、爪白癬などと呼びます。
皮膚がふやけて剥けてきたり、ガサガサして厚くなったりします。
かゆみがある方もいらっしゃいますが、かゆみがないことがほとんどです。
顕微鏡検査をして診断します。
治療には塗り薬、飲み薬があります。

いぼ

顔や首にできやすく、ウイルス性のいぼ(尋常性疣贅)、加齢性のいぼ(脂漏性角化症)、アクロコルドン(軟性線維種)などがあります。
治療には液体窒素療法やレーザー治療があります。

アトピー性皮膚炎

かゆみのある湿疹を繰り返す、慢性的な皮膚疾患です。
何らかのアレルギー疾患や乾燥肌をベースに持つことが多いです。

経過が長いため、保湿、スキンケア、塗り薬、飲み薬などを適切に使いながら皮膚を良い状態に保つことが重要です。

口唇ヘルペス

単純ヘルペスウイルスの再活性化が原因で、唇やその周辺にピリピリとした痛みのある水ぶくれ(小水疱)ができる病気で、数日経つとただれて(びらん)、かさぶた(痂疲)になって治癒していきます。熱の華と呼ばれており、風邪の前後や寝不足で体が疲れているときなど再発しやすくなります。
口唇ヘルペスは水ぶくれができる前に、前駆症状として唇の違和感やピリピリ感などを感じることがあります。
治療には、塗り薬や飲み薬があります。なるべく早く抗ウイルス薬の内服をすると水ぶくれなどの症状が出にくかったり、症状が軽く済む場合が多いので、PIT(Patient Oriented Therapy)という治療があります。
あらかじめ抗ウイルス薬の処方を受けておいて、ピリピリ・チクチクなどの前駆症状が出たら患者さんの判断ですぐ内服をするという治療です。12時間ごとに2回内服します。

帯状疱疹

水痘・帯状疱疹ウイルスの初感染が水ぼうそう(水痘)ですが、その後ウイルスは神経節内に潜伏し、その後、ウイルスが再活性化して発症するのが帯状疱疹です。
免疫機能が低下したときに、顔や体の左右どちらかに、痛みを伴う水ぶくれ(水疱)や赤いぶつぶつが神経の走行に沿って帯状に現れます。
治療は抗ウイルス薬、帯状疱疹の痛みには痛み止めの飲み薬、患部には塗り薬を使用します。発症して早めに投与するとウイルスの増殖が抑えられるため、皮膚の症状や痛みを抑制し、治るまでの期間が短くなり帯状疱疹後の痛み(帯状疱疹後神経痛)を抑えることができます。

帯状疱疹発症の好発年齢は50歳以上ですが、この年齢以上の方は帯状疱疹後神経痛の合併率も高く、生活の質(QOL)が極端に下がる要因になります。

現在、帯状疱疹予防のためのワクチンが2種類あり、50歳以上に適用となっています。

一つは弱毒化した生ワクチンである水痘ワクチン、もう一つはシングリックスという不活化ワクチンです。

帯状疱疹ワクチン接種により、帯状疱疹の発症予防だけでなく、帯状疱疹後神経痛の発症予防にも効果があるため、帯状疱疹ワクチンを接種することは、上記の年齢層の方にとって選択肢となります。

 

上記以外にも皮膚の症状で気になることがございましたら、当院皮膚科にご相談ください。

小児皮膚科

乳児湿疹

乳児期に起こる湿疹や皮膚炎を総称したもので、乳児脂漏性湿疹といいます。
生後1ヶ月くらいから、主に頭皮、顔、耳に赤いぶつぶつ、黄色調のフケのようなものが見られます。
多くは生後から1年くらいで良くなってきますが、アトピー性皮膚炎などの場合、長引くことがあります。
適切なスキンケア、保湿剤、塗り薬で治療します。

にきび

新生児にできるにきびを、新生児ざ瘡といいます。生後2週頃からでき始め、男の子に多く見られます。成長とともに数か月で良くなっていきます。胎盤を通じて赤ちゃんに移行したお母さん由来のホルモンが原因といわれています。
適切なスキンケアと保湿剤で治療します。

おむつかぶれ

赤ちゃんの皮膚は大人と比べて薄く刺激に弱いため、おむつの当たる皮膚にぶつぶつができたり、赤くただれたりすることがあり、おむつで蒸れたり、尿や便の刺激によって皮膚トラブルを起こし、おむつ皮膚炎といいます。
適切なスキンケア、保湿剤、塗り薬で治療します。

あせも

汗によって汗腺が詰まり、周りの皮膚の組織を刺激することで、ぶつぶつや水ぶくれができる皮膚トラブルで、汗疹といいます。かゆみを伴うものもあります。

赤ちゃんは汗をかきやすく、あせもが起こりやすいです。
適切なスキンケア、保湿剤、塗り薬で治療します。

とびひ

転んだあとのかさぶたや、虫刺され、湿疹などを掻きむしったところに皮膚の常在細菌が感染し、水ぶくれ、かさぶた、皮むけを起こし、掻いたところに広がります。
細菌による皮膚の感染症で、伝染性膿痂疹といいます。

患部への直接接触や、患部に触れたタオルなどで間接接触するとうつります。

患部を清潔に保ち、適切なスキンケア、塗り薬、飲み薬で治療します。

アトピー性皮膚炎

かゆみのある湿疹を繰り返す、慢性的な皮膚疾患です。
家族に何らかのアレルギー疾患があり、乾燥肌を背景に持つことが多いです。

成長するにつれて症状が軽くなっていくケースが多いですが、適切なケアをしないと、多くのアレルゲン(ダニ、花粉、食物など)に感作され、様々なアレルギー疾患を発症していくことがあります。

適切なスキンケア、保湿剤、お子様の年齢に合わせて塗り薬、飲み薬を適切に使いながら皮膚を良い状態に保つことが重要です。

 

上記以外にも皮膚の症状で気になることがございましたら、当院皮膚科にご相談ください。

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